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ロミオ+ジュリエット
現在公開中のオリバー・ストーン「アレクサンダー」とかぶって(?)お蔵入りかと思われたバズ・ラーマン「アレクサンダー大王」が復活の噂とか。こちらの主役はレオナルド・ディカプリオ。バズ・ラーマン&ディカプリオの組み合わせといえば、「ロミオ+ジュリエット」だな、と借りてきました。*おもいっきりストーリーに触れまくりの私の備忘録(笑)なので、未見の方はご注意ください。

あまりにも有名なシェイクスピアの古典「ロミオとジュリエット」のストーリーを知らない人はいないのでは?観客は結末をすでに知っていてこの作品を観るはず。それは監督ももちろんわかっていて、いきなり観客に肩透かしをくらわせます。「対立するふたつの有力者の憎しみの犠牲になった恋の悲劇を、2時間かけてお見せしましょう」、と古ぼけたTVに映るのは女性キャスター。あからさまな劇中劇の宣言に唸りました。誰もが知ってるあの古典をどうアレンジしたか、そこも見てね、って言われたみたいです(笑)。この監督って人を食ったようなところがありますよね。劇中劇な擬似ドキュメンタリーがスタートです。

ヴェローナという街の敵対する二つの有力者、キャピュレット家とモンタギュー家。舞台は現代。60年代西海岸みたいなイメージでした。奔放で退廃的な雰囲気。両家のBAD BOYSが街中で抗争を繰り広げます。モンタギューの悪がきは派手なプリントシャツをはだけて露わな肌にガンホルダーなチンピラ風。対するキャピュレットは黒シャツ黒革&銀の装飾付ブーツやベルト、ハードでラテン(濃い)な伊達男風。剣のかわりに「SWORD」って刻印してある銃で銃撃戦の末、警察に制圧されます。プリンス警部も両家の抗争にはもううんざり。どうやら両家はギャングらしい、そりゃ警察にとっては目の敵。

両家の小競り合いを尻目にモンタギューの跡取りロミオ(レオナルド・ディカプリオ )はロザラインに恋わずらい。毎日海辺でポエムを書く日々(笑)。苦しげな眉間の皺がとてもセクシー。ディカプリオって綺麗だなー!!そんなロミオをみかねた従兄弟は、ロミオの友人マキューシオ(ハロルド・ペリノー )らとロミオをロザラインがやってくるだろうキャピュレット家の仮装舞踏会に連れ出す。しかしロミオは前晩、舞踏会での出会いが不吉な恋に導くとの夢を見ていた。ロミオは白銀の鎧を付けた騎士姿、マキューシオは褐色の肌に純白の露出の多いミニドレス(笑)。ドラッグクィーンみたい。それでも目が釘付けのナイスバディでした。

絢爛豪華で倒錯的な大パーティの空気に酔ったロミオはバスルーム(トイレ?)でリフレッシュ。そこにあった熱帯魚の泳ぐ水槽越しにジュリエット(クレア・デインズ)と出会うロミオ。20050306154119.jpgお互いがお互いの美貌に魅了されます。親の薦める婚約者候補パリス(ポール・ラッド)とのダンスを強要されるジュリエットは、ステップの度にロミオを見つめます。パリスにリードされながらも、別の男を見つめるというのはなんともうしろめたく魅力的。柱の影からジュリエットを抱き寄せるロミオ。惹かれあう二人はエレベーターに隠れてキスをかわします。お互いの気持ちを確かめ合うも、ジュリエットは母親に連れて行かれてしまってrj2.jpgキャピュレット家の夫人と並んだジュリエットに、ロミオは彼女が誰か気づき、そしてジュリエットも母からロミオがモンタギューの息子だと知らされる。衝撃を受ける二人、しかしすでに恋に落ちた2人にとって、知るには遅すぎたのでした。舞踏会から帰る車から1人飛び降りるロミオ。もうひとめジュリエットに会いたい、と屋敷の中庭に忍び込みます。そして現れたジュリエット。夜空に向かってロミオの愛を乞うジュリエットに、背後から「Yes」と答えたロミオ。驚いたジュリエットは体勢を崩してロミオもろともプールに落ちてしまいます。プールの中で濡れそぼったまま愛を告げる二人。若く美しい二人の肌を流れる水滴は色気よりもまるで宝石のよう(笑)。水もしたたるいい男、っていうけれどあれはホントだな。ディカプリオが本当にきれい。結婚を約束して分かれた二人。名残を惜しんでたくさんのキスを交わす2人が心からいとおしかったです。

明け方ロレンス神父を訪れ、ジュリエットとの結婚を認めてくれるようたのむロミオ。神父はロザラインから心変わりしたロミオをなじりながらも、敵対する両家和解の糸口になればと結婚を認めます。喜ぶロミオ。そして仲間たちもやっと明るさを取り戻したロミオと楽しげに浜辺でじゃれあいます。嬉しそうで幸せな気分に輝くディカプリオ。かわいい・・・。そこに現れたのは真っ赤なドレスのマダム、その実はジュリエットの乳母(笑)。ジュリエットに頼まれてロミオが本当に結婚を考えてくれているのか確かめにきたのでした。乳母に真実の愛を誓うロミオ。彼女を介してジュリエットに結婚式の段取りを伝え、その日の午後、ロレンス神父の前で2人は結婚を誓った。乳母に見守られバージンロードを独りで歩き、ロミオに向かうジュリエットは初々しく、自信に溢れて本当にかわいい。悲劇への扉だということはわかっていても、2人の幸せを祈らずにはいられなかったです。

ジュリエットとの結婚をすませ浜辺の仲間のもとに向かったロミオが目にしたのは、ジュリエットの従兄弟ティボルト(ジョン・レグイザモ )と睨みあうマキューシオ。ティボルトはキャピュレット家のパーティに忍び込んだロミオを許せず決闘を申し込む。しかし、ジュリエットとの結婚により、キャピュレット家の人間もまたロミオにとっては大切な姻戚。ロミオは理由は告げられずにティボルトに和解を願い出ます。これまで憎みあってきた関係を急に変えることなど無理すぎるティボルト。無抵抗のロミオを殴りすえる。ロミオの無抵抗の理由もわからず、その姿に憤慨するマキューシオはたまらず割って入り、ティボルトに刺されてしまいます。「両家とものろわれるがいい」と息絶えるマキューシオ。

マキューシオの死に逆上したロミオはティボルトを射殺。このときのディカプリオの極限の怒りの顔と自失、そして嘆きの表情はすばらしいと思います。怒りと悲しみが体中から噴出すよう。涙と血にまみれた顔でさえも美しい。ティボルト殺害によりロミオは街を追放。ヴェローナに生まれ育ち、愛するジュリエットのいるこの街を追放されるのは死よりも辛いと慟哭するロミオ。しかし神父は必ず事態をおさめて、ジュリエットと幸せな再会ができるようにとりなすから、と約束してロミオに街を出るよう言い聞かせます。ジュリエットがロミオとティボルトに起こったことを嘆き泣きつつけていると乳母から聞いたロミオは街を離れる前にジュリエットに会いに行く。

従兄弟を殺したロミオを憎み、しかし夫であるロミオを愛するが故に苦しむジュリエット。部屋で神に祈りをささげる彼女の前にロミオが忍んできます。運命がすでに自分たちの力の及ばぬ先で動き出したことを感じる2人は、愛を確かめあいこの夜結ばれる。夜明けに静かにベッドで抱き合う2人は本当に若さと美しさと幸せのオーラで輝いてます。溜息~。シーツを翻してじゃれあったりして、もうかわいいのです。そんなところに乳母登場であわてて逃げるロミオ。やはりプールに落ちてしまう。濡れそぼって、テラスのジュリエットを見上げるロミオに、ジュリエットは不吉な予感に震えます。

ロミオと別れたジュリエットは、両親の強硬な命令でパリスとの結婚が決められる。ロミオとの愛を貫きたいジュリエットは、神父を訪れパリスと結婚させられるなら自ら命を絶つ、とこめかみに銃をつきつけます。焦った神父は、死ぬ覚悟があるなら仮死となる薬を飲み葬儀を終え、再び生き返ってロミオと逃げ出す計画をたてたのだった。マンチュアの荒野でジュリエットを思い詩作するロミオ。神父の言葉を信じ、ジュリエットとの再会を祈り続けます。しかし計画を知らせる神父の手紙はロミオに届かず、友人からジュリエットの死を聞かされるロミオ。ジュリエットの名を叫び荒野に泣き崩れ運命を呪うロミオは悲しすぎる。やがて立ち上がったロミオはジュリエットの側で自分も死ぬために、銃だけを持ちヴェローナへ向かう。

ヴェローナに入ったロミオを警察が車やヘリで追跡します。追放されたロミオは射殺されてもしかたがないらしい・・・ひどいな。警察を逃れ、毒薬を手に入れ、ロミオはジュリエットの葬儀が行われた教会へ向かう。無数の蝋燭と十字架に囲まれた祭壇に眠るジュリエットへ歩み寄るロミオ。いとおしげにジュリエットの頬を撫で、口付けする姿に胸が詰まります。最期の口付けのあと、毒薬を煽るロミオに目覚めたジュリエットが手を伸ばします。ああ、わかってはいても辛い。ジュリエットは生きているんだよ!薬を飲まないで!どうか間に合って!とやるせないです。。目覚めたジュリエットを信じられない思いでみつめ、「そして、君のキスで、僕は死ぬ(Thus,with a kiss,I die)」を最期の言葉にロミオは息絶える。そしてジュリエットはロミオの残した銃を手に取り自殺します。蝋燭の炎揺らめく荘厳な祭壇に、血と涙に濡れてよりそう2人。結末がわかっていても辛い。2人の出会いと短い愛の日々がフラッシュバックされて涙を誘います。

そして警察が2人の遺体を白布で包んで病院に搬送。あまりに現実的で生々しい。憎しみがかけがえのないわが子を殺してしまった両家の父親の呆然とした表情と、悲劇の場を取り仕切る警部の「だれもが犠牲を払った」と言いながらの怒りの表情が印象的。そして再び古ぼけたTVにキャスターが悲劇のレポート終了を告げる。


出会ったばかりの恋人たちにもっともふさわしい映画だと思いました。恋が生きるすべてとなってしまうような情熱を、本当に美しく、すでに得がたく(泣)、うらやましく思いました。主役の2人が本当にきれいなのが、なおさらせつない。ジュリエット役のクレア・デインズの愛くるしい表情が本当にかわいい。幸せになってほしかったなー。

セリフは古典に忠実なかんじです。いいまわしは現代風ですけれど。だから違和感は非常にありますがそれもまた面白かった。両家がギャング?な設定らしいのはあんまり効いてなかったように思います。でもこの監督の作品って、「ムーラン・ルージュ」もそうだけど、洒脱と陳腐の絶妙なバランスだと思うのです。私はやっぱり大好きです。

神父役がなんとPete Postlethwaite。ショーンファンなら知っている、シャープの仇オバダイアであり、「ドリームゴール」の監督です。あいかわらずいい味です。

Radioheadの曲がエンディングに流れてびっくりしました。この映画の音楽をやってただなんて。けだるくescapeと繰り返すこの歌はたちなおれないくらい、せつないです。そして、仮装舞踏会ではデズリーが歌っていました。本人かな?この歌も好きだったから、やはりびっくりしました。


20050306154109.jpg


1996年 米
監督:バズ・ラーマン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ 、クレア・デインズ 、ジョン・レグイザモ 、ポール・ラッド 、ハロルド・ペリノー
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コメント
この記事へのコメント
しゅごい・・・
なをさんの映画のコメントはいつもミッチリですねえ。すごい。
でも見てない映画が多いので、読まないようにしてることが多いです。
しゅびません・・・(鼻詰まり)
早く見て、私もぜひ感想を!

友人からジョニデ映画のオススメとして「ドンファン」を紹介されたので見ました。
けっこう好きかも(^^;
なをさんはこれ見ました?
2005/03/06(日) 18:30:30 | URL | Naomi #9zOzYU0I[ 編集]
とうとう風邪を?!
Naomiさんもとうとう風邪っぴきですか?私も鼻水と咳で眠れなかったです。どうぞお大事にです・・・。

ものすごいネタバレ感想なので、本当にすみません。注意書きは間に合ってますでしょうか。やっぱり白字にすべきかな・・・。未見の映画はすっとばしてくださいませ。もし見たことある映画でしたら、ぜひともつっこみをお願いします(笑)。

「ドンファン」見てないです。Naomiさんが好きならきっといいかも!探してみなくちゃ。どうしてもクローネンバーグに手が伸びない私(泣)。
2005/03/06(日) 22:05:26 | URL | なを #41Me5.sg[ 編集]
あ~え~(^^;
いいかどうかは自信ないなあ(^^;
なんだか、ジョニデのキャラがたってて、スゴイんですよ。
ありえないだろ~っていうね。
なんだろ、これってコメディ?みたいな。
たぶんヒューマンドラマなんだと思うんですが~。
ジョニデといえば誰もが絶賛する「シザーハンズ」ですが、実はちゃんと見てません!
「シザー」見てないやつはジョニデ語っちゃだめかな(^^;
2005/03/07(月) 11:09:32 | URL | Naomi #9zOzYU0I[ 編集]
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