ニドネ&ヒルネ
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LOVERS
*ストーリーに触れていますので、未見の方はご注意ください。

トロイを見に行ったときに、いやというほど予告で見たLOVERS。レンタルにて鑑賞しました。チャン・ツィイーはTVCMでもおなじみですが、キレイですねー。

唐代の中国が舞台。無能な皇帝を拝する朝廷に対して、反乱軍が各地で勃興。その中の最大勢力が「飛刀門」。その討伐を命じられた地方捕吏の金(金城武)と劉(アンディ・ラウ前頭の盲目の娘が遊郭に紛れているとの情報を受けて、客を装い金が潜入する。盲目にして一番の踊り子は小妹(チャン・ツィイー)といい、金に遅れて登場した劉に指路千人という踊りを披露し、その最中父の仇と劉に襲い掛かり取り押さえられる。この指路千人という踊りが、この映画の予告で散々ながれた艶やかな舞踏。周囲に太鼓をめぐらせ客人が豆を投げてぶつけた太鼓が立てる音を追って、踊り子は衣装のそでをぶつけて音を再現する超人的技だけれど、美しい衣装をひらめかせての姿は見惚れます。これは言葉では説明ができない~。

金と劉はとらわれた小妹を泳がせて、「飛刀門」の新しい頭と一味を一網打尽にしようと計画を立てた。金が小妹を救い出し、偽の追手をかわして逃げる。金は小妹に好きになったから助けたと語る。再び現れた追手に本気で襲われ、驚く金。隠れて二人を追っていた劉に会い、理由を問いただすと、計画は劉の手を離れて朝廷の将軍が指揮をとっており、配下の兵は金の顔を知らないため、本気で殺そうとしてくるとのことだった。逃亡の中、心を通わせ始める2人。風のようにどこにもだれにもとらわれない、という金に悲しそうな小妹。いったんは別れた二人だが、金は小妹を追いかける。風は自分の意思でとどまることもある、と小妹に告げる金。だましている罪悪感でつらそうな金。

傷を負いながら必死に逃げる二人。3度現れた朝廷兵に絶対絶命のそのとき、「飛刀門」が現れ救われる。隠れ家で拘束される金。「飛刀門」の衣装に身を包み現れた小妹は盲目ではなかった。小妹は前頭の身代わりで、朝廷の捕吏をおびきだすための囮だった。小妹をだましたつもりがだまされたと知り衝撃を受ける金の隣には、やはり縛られた劉がつきとばされてくる。2人の計画は逆手にとられていた。処刑のために連れ出される劉。しかし、「飛刀門」は劉を殺さずに労をねぎらう。劉は「飛刀門」のメンバーであり、3年前から朝廷の捕吏に潜伏させられていたのだった。さらに小妹とは恋仲で2人は会えなかった3年間を埋め合わすように抱き合う。しかし劉の口付けを拒みだした小妹。劉は小妹が金に心変わりをしたことを知る。激昂する劉は小妹を従わせようと暴力に出るが、「飛刀門」大ボスに飛刀をうちこまれて再び捕吏として間諜に戻るようにと追い払われる。「俺は3年間お前を思い続けていたのに、お前はたった3日で金を好きになったのか」という劉も可哀想。

さらに大ボスは小妹には金を殺してくるよう命令。小妹は金をひとけのない草原に連れ出し殺そうとするが、やはり愛する人は殺せず2人は抱き合う。一緒に逃げよう、自由な暮らしを2人でしよう、という金に首を振る小妹。しかし遠ざかる金と自由を求めて追いかけ始める。そして金のたどった路を駆ける小妹に襲い掛かる飛刀。左胸に刀を受けて瀕死の小妹の前にあらわれたのは劉だった。「おまえが俺におまえを殺させたんだ」という劉。「こうすると思っていた」と答える小妹。草原に横たわる小妹に駆け寄る金。引き返してきた金に、「どうして引き返してきたの?」と問い、「きみのために」と返ったこたえに満足そうな小妹は最後の力を振り絞って金に危険を知らせる。金の背後には劉が。

すべてのからくりを金に話す劉。そして2人は小妹をめぐり死闘を繰り広げるのだった。優勢な劉。とどめを刺すべくかまえた劉の視界には立ち上がる小妹が。金に飛刀をなげたなら、自分が胸にささった飛刀を劉に投げると脅す小妹。劉よりも金をとる、という小妹の最終宣告に劉は痛みをかみ締める。それでも最後に確かめるように飛刀を金に向かって投げつけ、小妹は胸の刀を抜いて劉の刀を妨げようとする。しかし小妹の刀が防いだのは劉の手から飛んだ血飛沫だけだった。劉は刀を手から離してはいなかった。胸の刀を抜いたことで大量に出血して、とうとう小妹は金の腕の中で息絶えた。自分に刀を投げるでもなく、金を救うことだけに命をかけた小妹。劉は愛を失い、愛する人を殺した自責に雪深い山中へとよろめきながらも消えていった。

「3人の最大の武器は愛」というキャッチフレーズだったこの映画ですが、最大の弱点が愛だったのだと思われます。反乱軍の崇高な使命を愛と嫉妬が凌駕するんです。美しい衣装(ワダエミさんだとか)、美しい景色、美しく力強いアクションと舞踏に圧倒されます。あまりに美しかったので、どんなシーンもカットできなかったのだな、と納得の長さです(笑)。いえ、いちいちのシーンがちょっと冗長だな、って感じるところが多くて。ときどき画面を見ているはずの視線がどこか遠くへ行ってしまうような。ライトアップされた水草アクアリウムを見るような感じになりました。私だけかな。

チャン・ツィイーはアクションもすばらしいですが、今回はけっこう肌を見せてくれるシーンもありました。しかし、胸より上、デコルテどまりでしたが。真珠色っていうんでしょうか、真っ白で滑らかな肌が印象的。小さな顔のぽってりとした唇も目が釘付けです。本当にきれいな人です。

美しく、悲しい見ごたえのある映画でした。

2005年中国
チャン・イーモウ監督
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