ニドネ&ヒルネ
寝言&たわごと&好きなこと ゆっくりショーン・ビーン熱愛お休み中・・
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ロックユー!
atsukoさんからお借りしていたDVDシリーズ第3弾!っていったいもう何ヶ月お借りしていたことか・・・。え?1年近い??本当にすみませんでした。けっこう前に見てはいたのですが、レビューが途中でおきっぱなしに・・・(涙)。ようやく仕上げました~。そしてこの映画、最高に面白かったです。

*ようやくお返しいたしました。ありがとうございました。
ヒース・レジャー、今旬な俳優さんで「ブロークバックマウンテン(Brokeback Mountain)」「ブラザーズグリム(THE BROTHERS GRIMM)」「カサノヴァ(Casanova )」と主演作が目白押しですけれど、この「ロックユー(A Knight's Tale )」では初々しい青年です(笑)。かっこかわいいデス。彼のこと、私もすごく気になっています。セクシーですよね、彼。

でもイロモノ好き(失礼)にはたまらないのがチョーサー役をやったポール・ベタニーです(笑)。大サービスの素っ裸de闊歩やらもう最高~。メイキングを見てもけっこうユーモアのある人みたいでイギリス人らしい魅力溢れる俳優さんでした。原題は「A Knight's tale」騎士物語、まさにチョーサーですね。また敵役で出てくる俳優も黒髪にグリーンアイが素敵なハンサム~。他の出演者もとても魅力的でした。

*いつものように超ネタバレですので未見の方はご注意ください。これ見たきがするけど、どんなんだったか忘れたなー、って人にはオススメできるかもしれません。

舞台は中世ヨーロッパ。貴族にも平民にも平等に愛されたスポーツに「馬上槍試合」があった。ただし競技に参加できるのは貴族だけ。境界の柵を挟み、騎乗の騎士が馬を駆って走り寄り、すれ違いざまに3mもの長大な木製の槍で相手を突く。相対速度によるその衝撃で、突かれた側はのけぞり、槍は砕け散り、怪我を負い、また馬から転落死する者もあるまさに騎士のプライドと命をかけた競技だった。そんな競技人生を過ごし、1人の年老いた騎士は試合の中傷つき疲れ、その人生を終えたが、それは従者であったウィリアムにとっては始りだった。

木陰で休息するボロボロの甲冑を身に着けたままの騎士エクターと、それを見守るさらにボロボロな服着た従者が3人。次の試合までもう間もないのに立ち上がろうとしない騎士に、従者たちは苛立っていた。騎士から漂う悪臭に備えて、鼻に詰め物して騎士に近づく従者その1ローランド(マーク・アディ)。眠っているかと思った騎士は息絶えていた。えぇぇ!!悪臭って・・・死臭??騎士の死=自分たちの生活の糧を失うこと。絶望して騎士の死体を蹴り上げて起こそうとする赤毛の従者その2ワット(アラン・トゥディック)。

エクター卿に会場にもどるよう催促にきた使者に対して、彼の死を伝えようとしたローランドをとどめ、「俺が代わりを」と甲冑を身に着ける従者その3ウィリアム・サッチャー(ヒース・レジャー)。平民は競技に参加することは禁じられている、とウィリアムの提案を呆れ顔でたしなめるローランドだったが、「メシのためだ」というウィリアムの言い分にしぶしぶ了承する。もう何日も食べてないらしい(笑)。甲冑を身につけ顔を隠し、会場入りするウィリアムら3人。

エクター卿の甲冑を身に着けて競技場入りする3人。入場曲にはQUEENの「WE WILL ROCK YOU」。中世の民衆がロックユーに手拍子&手すりを叩いてもうノリノリ!?ウェーブまで(笑)。子供の顔にはフェイスペイント、男は拳を振りかぶってメロディーを口ずさみ、女性はドレスをはためかせてステップ踏んで、貴族は控えめに指でリズム、騎士たちは甲冑を篭手で叩いて金属音を楽しんだり。時代がオカシイって、不釣合いなはずなのに、なんの違和感もないこの不思議~。単純に楽しいです。

そしてとうとうエクター卿になりすましたウィリアムが対戦相手と対面。心配そうなローランドとワットをよそに「この時を待っていた」と真剣な眼差しのウィリアアム。旗が振られ、馬が駈け、ウィリアムの初めての馬上槍試合!は、やっぱり経験がないだけに惨敗(笑)。それでも死の直前のエクター卿が有利なスコアでいてくれたおかげで優勝となったウィリアム。甲冑はひしゃげてボロボロではあったけれど、エクター卿と偽って優勝の賞品を手にした。兜を取らずに表彰式、もちろんあやしむ主催者の貴族に「ひしゃげてとれません」と苦しい言い訳。

賞品(金で出来た孔雀の羽)を換金して3人で山分けしてイギリスに帰ろうとするローランドとワット。しかしウィリアムは銀貨を2人から回収して「もっとやろう」と言い出す。銀貨を元手に装備を整え、次の競技会でもうけようと。平民は参加できない槍試合だけれど「騎士だってその昔には身分を剣の力で手にいれたように、自らの運命をかえてみよう」と2人を説得する。ウィリアムの言葉にというよりも、友情から2人はしぶしぶ同意し、そして槍試合にむけての3人の特訓が始まった。

森の中、切り株に取り付けた的に向かって馬上から槍で突くウィリアム。空振り&落馬の繰り返し。手作りの練習道具で工夫&失敗しながら楽しそうに訓練する3人。少しずつ、少しずつ上手くなってるような、なってないような??ユーモラスなロッキー風ですな(笑)。そして彼らは次の競技会開催地ルーアンを目指す。道すがら、彼らの馬と馬車を薄汚れた裸の男が挨拶しながら追い越していく。あまりに奇妙なその男に、3人は話しかける。男は自らを「文豪家のジェフリー・チョーサーだ」と名乗る。知らない3人(笑)。それどころか「文豪家って何?」てな具合。チョーサー(ポール・ベタニー)はがっかりしながらも、文豪家とは詩や文書を書く仕事だって説明する。説明の中にあった書類の例のひとつ、貴族証明書の言葉に反応するウィリアム。ウルリック・フォン・リキテンシュタイン卿だと名乗るウィリアム。(ありえねー)それなら私はリチャード1世だ~!って笑うチョーサー。こんな会話の間ももちろん素っ裸(笑)。チョーサーは服と食事と引換えに、ルーアンでの競技会に必要な(ニセの)貴族証明書を書くことを引き受ける。さらに怪しげなメンバー加入の4人。

ルーアン。ニセの貴族証明書を手にニセの家系をペラペラと審査員に説明するリキテンシュタイン卿の紋章官チョーサー。堂々と笑顔で嘘つく姿は大物。無事リキテンシュタイン卿として競技に参加することになったウィリアムはルーアンの街を闊歩する。そして出会った美しい女性(シャニン・ソサモン)。追いかけて言葉を交わすと彼女は慎みを最上のものとする貴族女性とは違った、美に自信をもち強く賢い女性だった。フォックス(狐)と名乗る彼女。それならハンター(狩人)なウィリアム。しかし教会の司祭に追い払われるウィリアム。「美は呪いだ、一日も早く老いますように」って司祭に祈られちゃうフォックス(笑)。

ウルリック卿ことウィリアムは順調に槍試合を勝ち上がる。そこへどこぞの使いがやってきて、案内された先はまたしても丸裸のチョーサーの前。チョーサーは無類のギャンブル好きでいっつも負けて丸裸なのだった。負け分を払わないと拷問してやる、というギャンブルの相手たち。青くなるチョーサー。「必ずお役に立ちますから」と救いを求める彼に頷くウィリアム。ギャンブラーたちに、負けはあとで賞金で払うと約束してチョーサーを取り戻す。

剣の試合に出場するウィリアム。10回ずつの攻撃を交代で行うルール。よく守り、勝利するウィリアム。そして水を得た魚のように、ウィリアムの右手を掲げて大袈裟な賛辞と紹介を叫ぶチョーサー。あまりに飾り立てすぎた耳慣れない言葉の連続に聴衆はポカン(笑)。それでもローランドが慌てて最初の歓声をあげて、大観衆はウィリアムの勝利に盛り上がる。剣の競技で優勝するウィリアム。しかしウィリアムは騎士として最高の名誉が得られる馬上槍試合での勝利を目指していた。

槍試合でボロい甲冑がさらに破損・・。金はなく、前払いできないウィリアムに鍛冶職人はみなお断り。そんな中女性の鍛冶師に出会う。女性、という偏見に敏感な彼女の自尊心を逆手にとって、ウィリアムは彼女に修理を了承させる。「やっぱり女の鍛冶師じゃできないかぁぁ」って。ずるい。ウィリアムがハンサムなのも一役だと思うけどね。

謎の美女フォックスは貴族の観客席に座り、あらゆる騎士たちから勝利を捧げられていた。しかし男だけが讃えられる世界に退屈そうな彼女。槍試合フランスチャンピオンであり、南仏傭兵隊の隊長でもあるアダマー伯爵(ルーファス・シーウェル)も美しい彼女の側へとやってくる。優雅で気品ある佇まい、女性の扱いになれた余裕の表情、濃い目のハンサム(笑)。興味ないんだけど、そうは言えずに、ルールもわからない、という彼女にアダマーが説明する。

馬上槍試合のルール

①1試合に打ち合いは3回でポイント判定
②腰から首の間を突いて槍が砕けたら1ポイント
③兜を突いたら2ポイント
④落馬させたら3ポイント

落馬させたら相手の馬ももらえる。怪我はないように槍にはかぶせものがしてあるとのこと。でも事故はおきるらしい。不気味に笑う。ちょっと悪い雰囲気(笑)。アダマーと美女の語らいに割って入るウィリアム。チョーサーに教わったクサいセリフで彼女から微笑&笑いを得る。面白くないアダマー。ウィリアムのボロい甲冑と田舎者な風情をバカにして笑いものにして追い払う。ちょっと大人気ない。

そしてウィリアムの試合。試合前には出場騎士の紹介がそのの紋章官によって行われる。通常は貴族席の面々に対して、騎士の家柄を紹介する程度なのに対して、チョーサーは貴族に加えて、平民である大観衆に向かって叫ぶ。ファーの襟がついた黒のロングコートをひらめかせて登場のチョーサー。仰々しい賛辞と捏造したドラマチックな過去をもってウルリック・フォン・リキテンシュタイン卿を紹介。「彼の試合を見ることができるという祝福が、この競技場のすべての人に平等に訪れるのだ」と平民心をくすぐる大演説~(笑)。チョーサーの大袈裟な身振り手振りと繰り出される耳慣れない仰々しい単語にもう熱狂する大観衆!恥ずかしくなって下を向くウィリアム(笑)。だって「静寂の探求者にして処女の守護者!神の使わした惨殺者にして天下無敵の豪傑!!サ~・ウルリック・フォンリッキテンシュタイ~ン!!!(K-1調・笑)」ですよ(大爆笑)。ウィリアムは、え?誰のこと?みがいなあっけにとられ方。平民は大喜び、貴族は唖然。チョーサーとなにかとぶつかるワットはもう頭沸騰。ワットってね、お笑い担当っぽいんですけど、なかなか魅力的なんです。

そういうわけでも注目を浴びるウィリアム。そして試合がはじまった。相手はアダマーをして完璧な技を持っているといわしめたコルビル(ジェイムズ・ピュアフォイ)だったが、2回目の打ち合いの後、彼はウルリック=ウィリアムに自らが負傷したことを告げる。棄権という不名誉をのぞまないと告げるコルビルに、ウィリアムは頷く。暗黙の了解ぽい。3度目は構えだけですれ違い、戦わず、結果試合は引き分けとなる。試合後、コルビルは続く競技から下り、ウィリアムが勝ち上がることとなった。騎士の心得はないものの、自然と慈悲と名誉を重んじる心を見せるウィリアム。試合においては一瞬たりとも相手から目をそらさず、技はないが恐れを知らないウィリアム。騎士らしくなってくるウィリアム。

そんな勝利の夜も彼の心を占めるのはフォックスだった。寝床の狭いテントにごろ寝なウィリアムとワットとローランド。ワットの足を挟んで恋について語るウィリアムとローランド(笑)。一方フォックスの部屋では侍女がアダマーからの求愛の伝言を届けていた。しかし、彼女の関心は型破りな印象ばかりなウィリアムにあった。

翌日、対戦相手のアダマーを、うっかりカッコイイなぁ、と見ているウィリアムのもとに、フォックスの侍女クリスティアーナがやってくる。彼女からのお守りとしてスカーフと、そして彼女の名前がもたらされた。彼女はジョスリン。嬉しくって心ここにあらずなウィリアム。黒の甲冑&黒馬、大迫力のアダマーに対して、ボロい甲冑&田舎くさいウィリアム。それでも初戦は互いに突き合い、両者1ポイントずつ得点する。アダマーはウィリアムの、技はないがその力に驚く。試合を見守るジョスリン。応援するのはもちろんウィリアム。そして2戦、ウィリアムがポイントする。これで2-1。「ウ~ルリック!」コールの沸き起こる競技場、アダマーは面白くない。そして何事かを決意した表情。最終戦、ウィリアムはアダマーの槍に兜をはじきとばされる。頭への強烈な衝撃の一瞬、ウィリアムは幼いころ、父と一緒に騎士の凱旋を見ながら「運命を変えて騎士になる」と誓った日のことを思い出す。落馬はしなかったものの、半ば気絶なウィリアム。「まだまだ私の敵じゃない」と捨てセリフを残すアダマー。頭にきて「ぶっ殺す」とおいかけるワットをおさえつけて、拍手で讃えるチョーサー(笑)。ワットとチョーサーあくまでもペアらしい。

大会済んで、表彰式。剣の優勝者ウィリアムと槍の優勝者アダマー。2人ならんで栄誉を受ける。小声で「次は負けない」「私には勝てない」と敵愾心メラメラな2人。迫力ではアダマーの勝ちかな(笑)!

賞品の純金製の馬の置物を割ってチョーサーのギャンブル借金を返すウィリアム。ギャンブル相手にお前らを小説の中に登場させて辱めてやる!と悔し紛れに叫ぶ誓うチョーサー。なにいっちゃってんの?な相手。彼らは教会の免罪符売りだった!おぉ、カンタベリー物語!?そして鍛冶師ケイト(ローラ・フレイザー)に頼んでた新甲冑の代金も残りの馬で払おうとするが、ケイトはその頭部分だけもらってかわりにこれからの転戦の旅への同行を希望する。

夜には祝宴。ジョスリンからパーティの衣装を訊ねにクリスティアーナがやってくる。エセ貴族だから衣装だなんて、着たきりなのに?!その場はなんとかローランドがでまかせで「グ、グリーンのチュニック」と答える。その場はしのぐが、しかしまだ問題が。ウィリアムはダンスができなかった(笑)。チョーサーの指導で厩で踊るウィリアムとワット。衣装を縫うローランドがかいがいしい(笑)。娘役をからかわれて短気なワットに殴られるチョーサー。たれる鼻血を止めながらダンス指導を続けるチョーサー。ぜんぜん上手くならないウィリアム・・・。そこへ救いの神が。踊れるケイトがやってきてウィリアムの練習パートナーに。縫い物担当ローランドをのぞく4人で練習。チョーサーとワットも仲良くダンス。厩でどたばたダンスの練習が楽しそう。仲間っていいなぁ。

元がテント布とは思えない、素敵な仕上がりのローランド裁縫チュニックを着てウィリアムはパーティ会場でジョスリンと会う。チョーサー仕込みの意味不明な賛辞で口説くウィリアム。「月を留めて今宵とあなたの美を永遠に」ってなかんじ(笑)。ひぃ。踊ろうとする二人を邪魔するのはやっぱりアダマー。田舎者ウルリックの故郷ゲルダーランドのダンスをしようといじわるを言う。それもうそなんだからそんなダンスは知らないってば。困りながらも適当に踊ってみせるウィリアム(笑)。ジョスリンがぎこちないウィリアムに救いの手を出して、パートナーを買い、そしてなんだか不思議なダンススタート~!フォークロア?から、いつのまにやら音楽がアップテンポになって始まったのはデヴィッド・ボウイの「GOLDEN YEARS」。中世の衣装で踊りまくるみなさん(笑)。アダマーはなんだかかやのそとになっちゃって、呆然として会場を後にする。

ケイトオリジナルの甲冑ができた。従来になく、軽くて薄いしかし丈夫な甲冑に驚く面々。彼女のトレードマークとして彫られた印はナ、ナイキ(笑)??この甲冑を身に着けて臨んだマルニの競技会。ウィリアムのつるっとした甲冑に騎士たちは大爆笑。渋面で身軽に馬に飛び乗り試合に臨むウィリアム。相手は競技会に出るために税金をあげ、自分は饗宴にうつつを抜かす貴族だ、とウィリアムに告げるワット。怒りの表情のウィリアムに、舌を出すワット。なんだかチョーサーの影響ぽい。正義感で力倍増なウィリアムの怒りの一発で相手は落馬、ジョスリンの見ている前で活躍する。

アダマーの試合、アダマーの弱点探しに観客席に並ぶウィリアムたち。アダマーの紹介をする彼の従者の顔に、手鑑で光をあてていやがらせするチョーサー(笑)。やがて今回のアダマーの対戦相手の紹介される。ルーアンでウィリアムも対戦したコルビルだった。馬上で紹介が終わるのを待つコルビルの兜から顔の一部が覗け、その顔を見てアダマーの従者が顔色を変える。コルビルとは、英国王室エドワード王子の偽名だった。アダマーに相手の正体を告げる従者。溜息とともに頷くアダマー。あわてて棄権の白旗をあげる従者。相手の棄権に驚き、そして残念そうなコルビルことエドワード王子。突然のアダマーの棄権に驚いたウィリアムたち。チョーサーはアダマーが棄権する相手は王家に違いないと推測し、真実を調べに行く。右手を掲げてアダマーに挨拶して肩を落として立ち去るエドワード王子。試合したかったんだなー王子、かわいそう~。

次はウィリアムの試合。相手はアダマーの棄権によって勝ち上がったコルビル。アダマー棄権の理由を調べに言ったチョーサーが慌てて戻ってくる。「彼は黒太子エドワード、次代のイングランド王だと」。王子どころか皇太子でしたか!!続くエドワード王子についての解説は「敵は必ず倒し、街は必ず征服する男」なるほど、だから黒なんかな。「棄権だ」と白旗を掲げに走るチョーサー。それをみて落胆の声をあげる観衆、そして「またか~」って悲しそうなエドワード王子。なのにウィリアムは馬を走らせ試合をスタートさせる。それを見て嬉しそうに笑うエドワード王子は、自らも馬を走らせ、槍を突き出す。両者突き合って1ポイントずつを得る。相手は皇太子だってのに!!!と開いた口がふさがらないワットとローランドとケイト。「王子が怪我したらどうするんだ!」とウィリアムに説教するチョーサー。その2人のもとにエドワード王子が馬に乗ったまま歩み寄り「かわらずにいい戦いぶりだった」とウィリアムに声をかける。ルーアンの戦いを覚えていたんだな。「そちらも、エドワード王子」と返すウィリアム。にやっと笑って兜を脱ぐ王子。驚く観衆。観衆も皇太子の顔は知ってるんだなぁ。「知っていたのに戦ったのか?」「棄権は嫌いなので」「私も嫌いだが、今回はこれで棄権する」正体ばれちゃったから、王子もあきらめて退散。でも槍試合ができたことに嬉しそうで、ウィリアムに感謝している風な表情がかっこよかった。黒太子とかいう名前でしたけど、すごく優しそうなんですけど!しかしここでもウィリアム迫力負け(笑)。

皇太子の棄権で優勝したウィリアムだけど、アダマーを倒した勝利じゃなくってご不満。打倒アダマーで頭がいっぱいなウィリアム。勝利を祝して言葉をかけたジョスリンにも腹立ちのあまりつれない態度をしてしまうウィリアム。売り言葉に買い言葉で捨て台詞を残して去るジョスリン。ばかだなーウィリアム、ほんとばかだなー・・・。

続くボルドー大会、ウィリアムは勝ち進むが、アダマーは戦争に出向いていて競技会へは来ていなかった。「恋人に続いてアダマーにも逃げられたか」ワットのつぶやきにキレるウィリアム。そのころアダマーは戦場にいた。戦地で作戦を練りながらも、競技会の結果をチェックするアダマー。あらゆる大会で優勝者の欄にあるウルリックの紋章。アダマーはいらだたしげに激情のまま紋章めがけてナイフを突き刺した。

チョーサーにジョスリンへのラブレターを代筆させるウィリアム。仲直りしたいらしい。言葉の出ないウィリアムに助けの手を出すチョーサー&面々。以外なところからやがてチョーサー顔負けのロマンチックな言葉が流れでてくる。ローランドの失恋のとき、ワットの失恋のとき、武具師が夫と死別したとき、と仲間たちの愛の記憶に助けられて、ジョスリンへのせつない気持ちを綴った感動的な手紙が完成する。手紙を読んだジョスリンは涙をこぼし、そして笑顔とともに返事をことづけたのだった。チームワークの勝利です。

そしてパリ大会。チョーサーも黒いファーをあしらった辛子色のコートを新調?と、懐も暖かくなってきてなんだかみんなきれいになってきた(笑)。戦争中のアダマーはかわらず不参加だったが、ワットがジョスリンからの伝言を持って帰ってきた。ジョスリンがパリに来ることと、それからことづけられたキスをウィリアムに渡すワット。キスしたあと、ぺっぺっってつば吐いてるワットがかわいい(笑)。ウィリアムはキスの意味に有頂天で舞い上がるのだった。

試合前夜酒場。フランス人の酔っ払いと優勝者に金貨50枚を賭けるチョーサーたち。ウィリアムは4連勝だし、ジョスリンも来る!と自信をもってフランス人たちの挑発に乗ってしまったのだった。そのウィリアムはノートルダム寺院でジョスリンと再会する。手紙の言葉の美しさを讃えるジョスリン。愛の詩を聞きたかった彼女に対して、ウィリアムは大会での勝利を捧げると答えてしまう。ロマンチックな言葉を期待していたジョスリンはがっかり。愛を証明するために、試合で負けて名誉を捨てて欲しいと言い出すジョスリン。自己愛よりも自分への愛が上だと証明してほしいと。うーん、でた。「私と仕事とどっちが大事?」的なアレ。ウィリアムは負けることなんかできない!とジョスリンの元を去る。仲直り失敗。

そして競技会。再びチョーサーの大演説(笑)。盛り上がる会場。なのに、ウィリアムは馬を走らせず、つったったまま敵の槍をドカーンと受ける。戦おうとしないウィリアムの姿にジョスリンはにっこり笑顔。「愛を証明するために負ける」と仲間に告げるウィリアムに、大金を賭けてる仲間たちは憤慨する。相手の槍をぼんやり受けつづけるウィリアムを嬉しげに見つめるジョスリン。仲間はもう呆れ顔だけれど、ウィリアムの恋のためならば、しかたないかぁ、しぶしぶ認めるのだった。

試合に負けて、打たれ続けて負傷した脱臼を直すのか?おかしな機械で腕を伸ばして治療するウィリアムのもとへ、またしてもクリスティーナが。「愛のために残りの試合は全勝して」という伝言。なんだって~!?ジョスリンのわがままに呆れながらも嬉しそうなウィリアム。残る試合はやる気マンマン!勝ち続け優勝したのだった。仲間は金貨50枚の賭けに勝ち、そして深夜がんばりすぎて怪我だらけで寝込むウィリアムのテントにはジョスリンが訪れたのだった。自らを勝利の褒美だ、とウィリアムにのしかかるジョスリン(笑)。男前です。

そしてとうとうイギリスでのチャンピオンシップ。フランスからイギリスへ向かう船で、エクター卿のもとに奉公に出た幼い日を思い出すウィリアム。冒険の旅に出た12年前の日に別れたままの屋根葺き職人だった父の言葉を思い出す。「自らの運命を変えろ」と。そしてロンドン。たくさんの騎士たちが紋章旗とともにパレードする。かつて幼い自分もながめた、騎士たちの行進に自分が並んでいることに胸を熱くするウィリアム。職人の息子だった自分が騎士としてここにいる。そしてとうとうアダマーも来ていた。アダマー率いる傭兵隊は悪行を咎められ解散させられていた。うーん、悪役の演出満点ですね。

貴族席からウィリアムに微笑みを送るジョスリンを見とがめたアダマーは、「彼女は名馬にしてトロフィーだ。妻にする」とウィリアムに告げる。女性を所有物と見なすような、ジョスリンが最も嫌う考え方に、ジョスリンを愛するウィリアムは憤慨する。ライバル心メラメラなまま勝ち進むウィリアムとアダマー。

試合のない日。雨のロンドン、チープサイドを1人馬で歩くウィリアム。幼い少女にウルリック卿だ!と見つかる。「自分もここで生まれたんだ、秘密だよ」と馬から下りて話しかけるウィリアム。ウィリアムは父ジョンを探していた。少女から居場所を教えてもらうウィリアム。探し当てた父は盲目となっていた。手探りで漁網を修理する年老いた父の姿を見て立ちすくむウィリアム。「誰か?」とたずねる父に「騎士です。ウルリック卿です。」と答えるウィリアム。「息子さんからの伝言をもってきました。彼はついに運命を変えたんです」と。待ち望んだ息子の消息に喜びに泣く父。やがて息子と気づき抱き合う父子。暖炉の前に並び、父の元で食事をし、語らう時をすごし、やがて屋根に上り、屋根の雨漏りも修理しだすウィリアム。そんな彼を路地から見詰めるアダマー。・・尾行してたん?悪役の演出さらに満点。

翌日、アダマーとの試合を控えて準備するウィリアムのもとに、チョーサーとジョスリンが暗い顔して訪れる。ウルリック卿の「訃報」を伝えにきたのだった。身分の偽りがアダマーにより暴露されたのだった。衛兵がウィリアムを拘束しようと待ち構え、そのまま懲罰のさらし台へウィリアムを連れて向かう手はずだった。顔色を変えて「逃げよう」と準備するローランドたち。ウィリアムの正体を知っても、ジョスリンは「私も一緒に逃げる」と言う。しかしウィリアムはすでに騎士としてのプライドを持ち、またジョスリンへの愛を逃げるという形で続けたいとは思わなかった。逃げることはしない、と断言するウィリアム。ウィリアムを愛するジョスリンと仲間たちの説得にも従わず、ウィリアムは衛兵の待つ競技場へとむかう。

ウィリアムは拘束され、牢へ繋がれた。アダマーが現れ、抵抗できないウィリアムを殴りつける。「俺には勝てない」と繰り返し告げて。やがて広場のさらし台に両手と首を繋がれたウィリアム。群衆の好奇の目と暴挙から彼を守ろうとたちはだかるローランドたち。さすがのチョーサーの弁舌も、興奮した群衆からの嘲笑となげつけられる物には勝ち目がなかった。さらし台を中心においつめられる仲間たち。群集の興奮が危険なレベルになろうか、というときに、群衆の最前列に立っていた男たちが、目深に被ったフードを取り去った。先頭に立つのはあの皇太子エドワードだった。エドワード王子の登場にどよめき投石を止める群集。王子はウィリアムのもとに歩み寄り、声をかける。「正体を隠して、隠し切れなかった。私たちは似たもの同士だな。」と。そして「仲間に愛されている人徳の持ち主であり、私との戦いも正々堂々と勝負してくれた。君は本物の騎士だ」と続ける。王子はウィリアムの拘束を外し、群衆に向かい「彼は平民の生まれだけれど、調査の結果王家の血筋だとわかった。意義は許さない。」と宣言した。嘘だし、なんて横暴な(笑)。でも王子の言葉の意図は正しい。王子はウィリアムを膝まずかせ、剣を肩に置いて、ウィリアムに爵位を与えたのだった。やった~!!!ウィリアムは本当に本物の騎士になったのです。できすぎだけど、かっこいい!嬉しいなぁvv。王子は手を差し出しウィリアムを立たせ、そしてアダマーとの決勝が残る槍試合の再開を宣言した。王子、右頬にバッテン傷がキュートです、そしてかっこいい、いい役だなぁ。

とうとうアダマーとの決戦。アダマーの紹介を行う従者がチョーサー方式をパクって大袈裟にしてるのが可笑しい。アダマーは槍先の保護がすぐに砕け、槍の切っ先がすぐに現れるように細工を施した槍を用意させていた。汚いな。まさに悪役の演出満点すぎる。そして第1戦開始。両者が打ち合い、アダマーの計略どおり、ウィリアムの右腕の付け根にはアダマーの槍先がふかぶかと刺さっていた。痛みにあえぎながらも2戦目に向かうウィリアム。不正をしながらも顔色ひとつ変えないアダマーが憎らしい~。怪我がひどく、槍を取り落としてしまうウィリアム。そこへアダマーの強烈なひと突きが!ダメージを受けるウィリアム。これでアダマーリードの2-0。痛みに苦しむウィリアムに「世界が違う、お前は俺には勝てないんだ」とまたしても言い捨てに来るアダマー。怪我の痛みで息のあがるウィリアムが意気消沈しかかったところに、ジョスリンがウィリアムの盲目の父親を連れて貴族席に現れたのだった。

もう一度、運命は変えられる、と自らに言い聞かせるウィリアム。ダメージから体力を消耗しているため、鎧を外して身軽になり、持てない槍は腕にくくりつけて試合に臨むウィリアム。死の危険を承知の彼の決意にローランドもワットもケイトも黙って準備する。準備に時間のかかるウィリアムのため、3戦目開始を遅らせようとチョーサーが貴族席に駆け上り、皇太子の目の前に立って(許されるのか?)遅ればせながらウィリアムの紹介を始める。「彼こそが平民の代表だ。この競技場のそばで生まれ、故郷に凱旋した。ジョン・サッチャーの息子、ウィリアム・サッチャー卿だ!」ウルリックではなくて、本当の名前ウィリアム。そして「ウィリアム!」コールがこだまする。屋根葺き職人の息子として生まれ、冒険の旅にでたウィリアムはとうとう自らの運命を変え、サー・ウィリアム・サッチャー卿として競技場に立っていた。にらみ合うウィリアムとアダマー。向かい来る黒ずくめのアダマーに、鎧も兜も着けずにウィリアムは自らの名前を絶叫しながら渾身の力でアダマーに槍を叩きつけるのだった。想像以上の衝撃にバランスを崩し落馬するアダマー。途切れかけた彼の意識世界、見上げた空にはワット、ローランド、ケイト、チョーサーそしてウィリアムが輪になって覗き込んでいた。「お前は勝てない。この新しい世界では。」負けに呆然とするアダマー。浮上した意識の現実ではアダマーは地面に這いつくばっていた。捨て身の一撃で勝利したウィリアム!!観衆の喝采と仲間からの抱擁、そしてジョスリンからの口付け。ウィリアムはアダマーにも人生にも勝利した。

勝利の脱力感に酔う4人。チョーサーはつぶやく。ワットの隣、柵によりかかって「この物語を書こう。あらゆる階級のひとたちの」「でもお前のことは書かないけどな」と最後までワットに憎まれ口なチョーサーだった。そしてカンタベリー物語は「A Knight's Tale」が生まれるんでしょうね。

エンドロール。
再び現れたおならの音比べをする4人。ケイトさえ豪快なおなら(笑)。いちばんみみっちい音しか出なかったワットが、全員の飲み代を払うことに。彼らのチームは続いていく(笑)。


ロックユー!(原題:「A Knight's tale」)

製作・監督・脚本: ブライアン・ヘルゲランド
製作: ティム・バン・レリム/トッド・ブラック
撮影: リチャード・グレイトレックス
音楽: カーター・バーウェル
出演: ヒース・レジャー/ルーファス・シーウェル/シャニン・ソサモン/ポール・ベタニー/マーク・アディ


写真がぜんぜん見つからなかった・・・。なんでじゃろ。公式サイトもすでにCLOSEしてしまったもよう。残念。

中世の騎士物語りを現代風な音楽と配役とユーモアでアレンジした主人公のサクセスストーリー。ストーリーはできすぎなのかもしれないけれど、文句なしに爽快で楽しかった。予想外に馬上槍試合、って競技が危険で豪快で、砕け散る木片の映像が美しいのです。人権とか安全性とか保険みたいなのとかまったく無縁。いまだとありえないおおらかさと大胆さがほどよいバランスで楽しめます。初々しいヒース・レジャー、かわいいです(笑)。

メイキングもついていました。これによると監督とポール・ベタニーが仲良しらしく、チョーサーがあんなんなのはポールの影響なのかと(笑)。素で冗談ばっかり言ってる面白い人みたいです。ヒースについては真面目で天才だって言ってました。悪役アダマーの俳優さんルーファスは、本当はとても穏やかで優しい人のようです。悪役ってそうなんですよね。黒髪に碧の目がとてもきれいでハッとしました。髪の色は自前なのかしら。

スポンサーサイト

テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

コメント
この記事へのコメント
大変申し訳ありません
↑に「ブログ開設しましたのでよろしく」というのみのコメントとURLのご記入をいただきましたが、本記事とは無関係であり、昨今不本意なブログ&サイトへの誘導コメントやTBが多いこともあり、疑いのあるものは削除させていただきます。申し訳ありませんです。
2005/11/20(日) 21:01:17 | URL | なを #41Me5.sg[ 編集]
これは楽しいですよね~♪
どうやったらこんなレビューが書けるのか!?これは解説書ですね!凄すぎですよ、なをさん!(^^

でも、この映画は本当に何度見ても文句なしに面白い!!ストーリー、役者、音楽よし、ドラマ性とユーモアのさじ加減も最高。
何か面白い映画はない?とたずねられたら、すかさずオススメする1本です。

実はこれで初めて、ポール・ベタニーを知りました(^^おかしかったですね、彼。でもだんだんかっこよくなっていくんですよね。ヒース・レジャーは、そう、セクシーでキュート☆鎧職人のケイトもステキで、この時代に生まれてたら鎧職人になって好きな男に最強の鎧を作ってあげたい!なんて思いましたよ(笑)
2005/11/22(火) 16:53:19 | URL | atsuko #-[ 編集]
私も先日観ました!
ドン、ドン、パッ!っていうテーマ曲、ロック・ユーと槍試合ってことで、以前、旦那さんと一緒に観ているはずなんですが、どうも細部が思い出せなくて、先日見直しました。
ポール・ベタニーだったんですよね!前フリする人!(全く覚えていなかったかも;;;)
それで、ヒース・レジャー、グリムを観に行く前に観たのですが、太陽のような屈託のない子で、可愛かったのね~!
でも、グリムのおトボケも、凄く良かったので、一気にヒース・ファンっていうか、今まで見逃してたのね~。勿体無いことをしたと、反省しきりでした(笑)
2005/11/22(火) 17:40:51 | URL | kim #bJ9tk/XU[ 編集]
かなり好き♪
なをさん♪
ご無沙汰ですよ~♪
病んでいたりぶり返したり・・
何だか映画もあまり観てなかったりして・・。
私凄くすきですよ!このロック・ユーは!
ポールも最高ですし!ヒースも爽やかで!
大好きな一品ですよお~♪
いたずら、TBやら大変だねえ・・我家も
同じですよ。。。削除も面倒ですよねえ・・。
がんばれ~~~~!
2005/11/22(火) 21:59:38 | URL | nicoco #64owOXpE[ 編集]
お返事遅くなりました!
皆様、本当に長い間お返事もせずにごめんなさい。ようやく浮上中です~。

atsukoさん
素敵な映画を教えてくださりありがとうございました。面白かったです~。こういう努力と成功と友情の物語はすがすがしく気分がいいです!ヒースもベタニーも素敵でしたし。そうそう、だんだん彼らの服装もゴージャスになっていくのですよね、ベタニーはファー付コートでした!ケイトと結ばれるのかと思ったらばお姫さまでちょっとびっくりしました(笑)。

kimさん
グリムご覧になりましたか!私も見たいと思っていたのですが、すでに遅し・・かも。ヒースみたいなあ!カサノヴァを楽しみにしましょうか~。見たはずだけど、どんなんだっけかな?って忘れるんですよね、私もいっつも忘れてしまうのでちびちび備忘録しております。読んでくださり本当にありがたいです!!

nicocoさん
ご無沙汰しております。具合悪かったのですね・・(涙)、nicocoさんとこお邪魔して更新がストップしているのを見たときには目の前が暗くなりました・・。ご無理なさらないでくださいね?ロックユー!やっぱりお好きとのこと、嬉しいです♪ブログメンテもがんばりまーす!
2005/12/05(月) 20:03:46 | URL | なを #41Me5.sg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://berry9.blog4.fc2.com/tb.php/149-c34376d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。