ニドネ&ヒルネ
寝言&たわごと&好きなこと ゆっくりショーン・ビーン熱愛お休み中・・
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コンスタンティン
ホラーなのをすっかり忘れて油断して見に行ってしまいました(泣)。なのでびっくりしてイスから飛び上がらないように膝のバッグ握り締めていました。肩こっちゃった・・。でも鑑賞後の感想は「コメディ?」(笑)。

*以下すごいネタバレですので、未見の方はご注意ください。


メキシコ

焼け跡のような廃墟。無気力に焼け残りをあさる男2人。1人がしゃがんだまま、物憂げに踏み出した一歩が地面を踏み抜き穴が現れる。穴の底からは第2次世界大戦以降行方が不明になっていたナチスの旗に包まれた「運命の槍(ロンギヌスの槍)」が現れた。呆然と槍を手にした男はふらふらと立ち上がり、連れの制止も振り返らずに走り出す。と、猛スピードで走ってきた車に激突、即死かと思われたが大破したのは車で男は無傷で立ち上がり、走り去った。槍を握り締め、なにかにとりつかれた表情で放牧地を歩く男。男の歩みに合わせて牛たちが次々と倒れ息絶える。死のドミノ倒し。やがて幹線道路にでた男は車を強奪し、ロスへ向かう。


ロサンゼルス コンスタンティン

ベッドに縛り付けられた、悪魔に取り憑かれた娘。タクシーから降り立った黒スーツ、白シャツ、黒ネクタイ、まるで喪服の男。野次馬を抜け、娘の部屋へ入る。咥えていた煙草の火を消すことなく壁際の家具の上のそっと置く。窓際に立ち、手の中のメダルを陽光に透かし、ひとつを選ぶ。おもむろに娘が縛り付けられているベッドに乗りあがるとすでに人の表情を失った醜い顔を見、耳元にささやく「俺の名前はジョン・コンスタンティンだ、クソやろう」(英語だとearthholeかな?)。そして目を剥く醜い顔の額にメダルを押し当てる。肉の焦げる煙と断末魔、娘に憑いていた悪魔は祓われた。

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ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は悪魔祓い(エクソシスト)だった。一仕事終わり、と安心しかけたコンスタンティンは違和感を感じる。悪魔を祓った娘の顔は今だ醜いまま。慌てるコンスタンティン。再び暴れだした娘。急遽持ち込ませた鏡を背に、娘を押さえつけ聖なる文句を呟くコンスタンティン。やがて娘の体から飛び出した悪魔は鏡に閉じ込められ、そのまま窓から投げ出されてアスファルトに砕け散った。予想外に手間取った悪魔祓いに、最初にとっておいた煙草の火が消えていることに舌打ちするコンスタンティン。別の煙草に火をつける。どうみてもチェインスモーカー。娘の部屋から出て、階段を下りる彼を上階からみつめる、指の背でコインをもてあそぶ男。

悪魔が人間の体から現世に侵入していると主張するコンスタンティン。天使と悪魔は人間界には不可侵な契約だと答える神父。コンスタンティンは天使と悪魔の関連した事件を聞き分ける耳を持つ神父・ヘネシーに情報収集を依頼する。いやいやながら、魔除けを外し、再び協力を承諾する神父。コンスタンティンは悪魔祓いに憧れる助手のチャド(シア・ラビオフ)の運転で自宅へ。悪魔の異変に備え、魔除けと武器を協力者ビーマンから得る。聖水のアンプル、悪魔の棲む家にいた虫、ドラゴンの息(火炎放射器)。1人になったコンスタンティンは激しく咳き込みシンクに吐血・・。忌々しげにそれを見詰め、居間に戻りやはり煙草にバーボン。

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ロス アンジェラ

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涙を流しながら「今日も1人殺しました」と懺悔する女。アンジェラ(レイチェル・ワイズ)は刑事だった。「弾をどうよけて、どこを撃てば犯人を殺せるかが直感でわかる」と。一方精神病棟に入院中の妹イザベラ。深夜の病室。不気味な声に気づき飛び起き、白い寝巻きのまま部屋を飛び出し病院の屋上へ。際に立ち、背後を振り返り、そしてまた聞こえる声。手首の認識票を風に放ち、声から逃げるように身を躍らせた。落下した先はガラスの天井を突き破って温水プール。仰向けに、目を見開いたまま浮かぶイザベラの死体。翌朝、涙を堪えて同僚の刑事を押しのけアンジェラは妹イザベラの死体と対面する。「自殺だ」と告げる刑事仲間に激昂するアンジェラ。「妹は敬虔なカソリックなのに自殺なんてしない」。

ロス コンスタンティンとアンジェラ

薄暗い部屋、明かりに浮かぶのはレントゲン。肺に星のように白い影。「末期の肺がん、余命は1年」告げられた言葉に激して立ち上がるコンスタンティン。怒りの顔のまま、愛用のジッポで煙草に火をつける。まだ吸うか・・。「死の準備を」という医師。出て行くコンスタンティン。

妹イザベラの死体を安置所におさめ、帰路エレベータに向かうアンジェラ。ドアの閉まりかかったエレベータをひきとめようとしたものの、中にいた男・コンスタンティンに閉められる。憤慨するアンジェラ。

チャドのタクシーで教会の乗りつけるコンスタンティン。取次ぎの神父見習いに、先客がいるので待つように告げられる。苛立つコンスタンティンの隣に後から追いつき並ぶ女・アンジェラ。女も神父への取次ぎを頼み、待つよう言われる。顔を見合わせる2人。アンジェラは相手がエレベータの失礼な男と気がつく。先客の元を立ち去る神父に先を争うように歩み寄るアンジェラ。神父に妹イザベラの葬儀を懇願するが「自殺者の葬儀はできない」と拒否される。一方コンスタンティンは神父でなく、その客、背を向ける細めのスーツを着こなした男に歩み寄った。一瞬その背に広がる灰色の巨大な翼。振り返った顔は美しい女性。不敵に微笑むその顔に向かい、「どうして俺が若くして死ななくてはならない?」と詰問するコンスタンティン。「悪魔を祓った功績は?」と。「自殺者は天国にはいけない。お前の悪魔祓いには自己犠牲の心が足りない」「以前に自殺して2分ほど死んだ、自殺者は天国には入れない」「15歳から日に30本の煙草、自業自得だ」と冷淡かつ面白がる風情。コンスタンティンは「見えないはずのものが見える」力に絶望して若いときに自殺を図った過去があった。コンスタンティンと話すのは天使のハーフブリード・ガブリエル(ティルダ・スウィントン)。

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死後の地獄行きが決定的になり、怒りに表情を凍らせて立ち去るコンスタンティン。自分が退治した悪魔の住む地獄へ行ったらどうなるか。チャドの車にも乗らず、雨の中を歩くコンスタンティン。煙草を立て続けに吸い、やがて咳き込んで吐血する。苦しい呼吸の中、不穏な空気に気づくコンスタンティン。無数の蝿が人型となった醜悪な悪魔が彼を襲う。魔除けの品を取り落とし、窮地になるも、走行する車に激突した悪魔は姿を失い、命拾いする。

アンジェラの部屋。イザベラが屋上から飛び降りる姿の映った監視カメラの映像を繰り返し見詰めるアンジェラ。ぼんやりと見詰める何度目かわからない映像の中、イザベラがふとこちらを見詰め、「コンスタンティン」と囁く。耳を疑い映像を巻き戻すアンジェラ。しかしその後何度見直してもイザベラの囁きはなかった。

悪魔に襲われたコンスタンティンはとある場所に向かう。会員制、それも天使と悪魔のハーフブリードの入り込むクラブ。コンスタンティンの目には人間とかわりなく快楽に興じる彼らの本当の姿が見えた。彼らをかき分け、奥まった部屋へ。明かりを落とした部屋。据えられた大きな机の向こうに座る男、オーナーのミッドナイト(ジャイモン・フンスー)。彼は伝説の悪魔祓いだったが、現在は引退し、天使と悪魔の中立の立場をとっていた。天使も悪魔も不可侵の契約の人間界に悪魔が入り込もうとしていることを訴え、阻止のために助力を願うコンスタンティン。中立の立場を貫くミッドナイト。ミッドナイトと口論するコンスタンティンの後に、いつのまにか立つ縞のイタリア風スーツに身を包む洒脱な男。地獄行きを逃れコンスタようと手柄を焦るンティンをあざ笑う。「お前が地獄にくるのが楽しみだ」と舌なめずり。男は悪魔のハーフブリード・バルサザール(ギャビン・ロズデイル)だった。

ミッドナイトのクラブを後にして、部屋に戻ったコンスタンティン。煙草とバーボン。机に這い上がってきた蜘蛛をコップで捕らえ、煙草の煙を満たす「ようこそ俺の世界へ」。やや自棄気味。

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蜘蛛に囁いたところにノックが聞こえる。ノックの主はアンジェラ。アンジェラはイザベラから確かに聞いた「コンスタンティン」の名前を頼りに居場所を調べて訪れたのだった。妹の死は自殺ではない、誰に殺されたのかを調べる手がかりを欲しがる彼女をコンスタンティンは手ひどく拒絶する。余命一年地獄行きの俺なんだ、もうやる気ないな、てかんじ。呆れ怒り、コップの蜘蛛を解放して部屋を出て行くアンジェラ。ほっとした顔のコンスタンティンだったが、直後に窓の外に広がる不穏な羽音に気づいて慌ててアンジェラの後を追う。アンジェラに追いついたコンスタンティン。コンスタンティンの無礼な態度に憤るアンジェラ、2人は激しく言い合うが、ふいに街頭が次々に消え、周囲は闇に包まれる。再び不気味な羽音。アンジェラを背中に匿い、宙に向かって火炎放射で焼き払うコンスタンティン。一瞬の炎の明かりの中、アンジェラは異形の生き物を見る。悪魔がアンジェラを襲う理由をつきとめに、「妹の死を確かめよう」とコンスタンティン。

アンジェラの部屋。イザベラと2人の飼い猫ダックを膝にイスに座り、靴のまま足を水を張った鍋につけるコンスタンティン。猫を見詰め、聖なる文句を唱える。コンスタンティンの意識は業火の地獄へと飛ぶ。暗く垂れ込めた雲、爆風、焼き尽くされたロスの町の風景。地獄に佇むコンスタンティン。自殺者として地獄に落ちたイザベラを探す。荒涼とした周囲に白い病院着でぽつりと立っているイザベラ。アンジェラと同じ顔。彼女を留めようと近づくコンスタンティンを振り返り、「コンスタンティン」と呟き、身を翻す。脳も目もない不気味な下級悪魔に追いすがられながらも、コンスタンティンはイザベラが最後に手首から外した認識票を風から掴みとり、再びアンジェラの部屋へ戻る。疲弊しきったコンスタンティンから認識票を見せられ驚愕するアンジェラ。「イザベラは地獄にいた。」自殺を裏付ける。イザベラとアンジェラが双子だったことに驚愕するコンスタンティン。

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2人が食事中、アンジェラの携帯にロス市警から異常な死体発見の連絡が入る。2人が向かった先、倒れていたのはヘネシー神父。彼は数々の新聞の中から、イザベラ自殺の記事に悪魔の息吹を感じとり、その死体を調べていたのだった。死体の手首に不気味な印を見つけたとたんに、彼の頭は恐ろしい声で満たされる。声から逃れようと酒を飲もうとするが、どうやっても彼の喉には滴さえ落ちてこない。焦って次々と瓶を呷るがどれも同じ。やがてヘネシーは死を悟り、自らの掌にワインオープナーを突き刺し、コンスタンティンへのメッセージを記し、息絶える。飲めなかったはずの酒がおびただしい量口から溢れる死体。ひっそりと背後で笑うバルサザール。ヘネシーの死体を痛ましそうに抱える酒屋の店員の背には灰色の羽。天使と悪魔のハーフブリードがにらみ合う。ハーフブリードは天国と地獄の使者であり、直接人間に触れることは禁じられていた。囁いたり、慰めたり、影響を与える範囲にとどめられていたはずなのに。人間界における均衡は破られていた。

ヘネシーの死体と対面したコンスタンティンは、その手の傷が不気味な印を刻んでいることに気づく。天使と悪魔と人間のバランスの異変は確信となり、さらなる手がかりを求めてイザベラの病室へ向かう。双子ならばイザベラの残した手がかりが見つけられるはずだとアンジェラに命令するコンスタンティン。イザベラと自分はまったく別の人間だからわからないと主張するアンジェラ。それは「見えないはずのものが見える」ために精神病棟に隔離された妹を、「見えないはずのものが見える」ことを隠して見捨てた姉のやりきれない後悔だった。イザベラが窓ガラスに残したメッセージを見つけた二人。「コリント書17章」。

コリント書には16章までしかない、というアンジェラに、地獄のコリント書は21章まであると教えるコンスタンティン。その内容を調べるために、車中からビーマンに電話する。地獄の聖書に書かれていたのは「息子の罪が父の罪をうわまわり」「悪魔がこの世を支配する」だった。ヘネシー神父の掌のメッセージはルシファーの息子マモンの印。マモンの出現に必要なのはロンギヌスの槍と霊感の強い人間の体、そして・・・?電話越しのビーマンは、何かに怯え、そして「信じている」とコンスタンティンに伝えた後途切れる。ビーマンの住処、コンスタンティンの階下のボーリング場の機械室、彼は蝿の群がる死体となっていた。怒りに震えるコンスタンティン。部屋にもどる2人。アンジェラは妹を見捨てた罪の意識と後悔に苛まれ、自分も本当は彼女と同じ、「見えないはずのものが見える」のに見えないふりをしてきたと告白する。今は失ったその力を取り戻し、イザベラの自殺の真実を知りたいと危険を覚悟で決心する。

浴槽に水を張り、アンジェラを横たわらせるコンスタンティン。水は地獄も天国も人間界も自由に行き来することができる。横たわるアンジェラを押さえつけ、死の際まで追い詰めるコンスタンティン。必死に呼吸をもとめて暴れるアンジェラは、死の直前に地獄を見る。焼き尽くされた町、暴風、迫る不気味な下級悪魔。コンスタンティンがアンジェラを水から引き上げ、彼女は現世に戻る。苦しい息の中、目覚めた霊感。何かを求めて走り始めるアンジェラをコンスタンティンも追う。アンジェラはビーマンの部屋に跪き、ひとつのコインを見つける。コインはバルサザールがいつももてあそんでいるものだった。

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ビーマンを殺した犯人、バルサザールを追い詰めるコンスタンティン。返り討ちにされ絶体絶命を駆けつけたアンジェラが救う。瀕死のバルサザールにとどめを刺すべく、聖書を読み上げる。苦しむバルサザール。助かりたければマモンが現世に現れるための方法を教えろと迫る。「神の助け」が必要になると答えるバルサザール。「あの女を連れてきてくれて感謝する」という捨て台詞に危険を感じてその場を後にする2人。しかしアンジェラは強大な何者かの力に引かれ、夜の空高く連れ去られる。命を取り留めたかにみえたバルサザールも、何者かの光の力で灰となり吹き払われた。

アンジェラをさらわれたコンスタンティンは助手のチャドを連れてミッドナイトの店に向かう。聖なる遺物のコレクションから、死刑執行のイスを借りる。イスに座り、はだしになり、こぼした水に電気を通したショックで地獄へ降り立つコンスタンティン。そしてそこで、メキシコからロンギヌスの槍を携えた男がロスに向かっていることを知る。すべてを知ったコンスタンティン。そして悪魔のハーフブリードたちが集うイザベラの死の場所、精神病棟。地獄から戻ったコンスタンティンは武器を携えチャドと病院に向かう。

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連れ去られたアンジェラは、イザベラの死んだプールに落下する。彼女の背後にはメキシコからきた男。男から逃れようと逃げるアンジェラ。

聖水を病院の給水タンクにしかけたチャド。スプリンクラーを作動させてハーフブリードたちを一掃する。プールにたどり着いた2人が見たのは死んだメキシコの男と悪魔の形相のアンジェラ。アンジェラを押さえ込み、コンスタンティンは聖なる文句を唱えて悪魔を祓おうとする。強い抵抗にひるむコンスタンティン。アンジェラの形相が変わり、悪魔はアンジェラから去ったかに見えた。しかしアンジェラの腹部に蠢く不気味な存在が。絶叫するアンジェラに再び祓いの言葉を呟くコンスタンティン。チャドの声も加わり、2人の力で繰り返される聖句。蠢く存在は消え、安心した瞬間に、何者かの強い力でチャドは跳ね上げられ、天井に激突して息絶えた。呆然とし、怒りに立ちすくむコンスタンティン。自らのそでをまくり、腕のタトゥをあわせて印を完成させる。コンスタンティンの切り札らしい。轟音とともに姿を現したのは天使のハーフブリードガブリエル。輝く金髪、大きなグレイの翼、しかし白だけど、ドイツ系パンクファッション??な姿。意外な黒幕の登場に驚愕するコンスタンティン。天使がなぜ悪魔に加担するのか?ガブリエルの野望がマモンと結託し、現世を悪魔に支配させようとしていた。ガブリエルの圧倒的な力の前に重傷を負うコンスタンティン。コンスタンティンを締め出し、寝かせたアンジェラの腹にロンギヌスの槍を突き刺してマモンを生みだそうとするガブリエル。動けないコンスタンティンは最後の力を振り絞ってガラス片で自らの手首を切り、出血する。「はやく!」と出血量をせかすコンスタンティン。やがて意識を失うとともに、すべての時間は止まり、生と死の境界でコンスタンティンは天井から降りてくる泥だらけの足を見る。少しずつ姿を見せたのは白いスーツ、ノータイでシャツのボタンを2つ3つあけたイタリアンマフィア風の男・ルシファー(ピーター・ストーメア)。「お前は俺が自ら迎えにこようと思っていたんだ」とコンスタンティンを嘲笑う。自らの命をかけ、ルシファーを呼び出し、「お前の息子がガブリエルとロンギヌスの槍で何かをたくらんでるぞ」と告げ口する。ルシファーの出現で止まった時間。槍を振り上げて停止しているガブリエル。ルシファーはアンジェラを引き上げ、槍の切っ先から救い出す。時間が再び動き、大理石の床に刃先が当たって驚くガブリエル。羽交い絞めにしたアンジェラからマモンを叱り飛ばして地獄に送り返し、ガブリエルを跳ね飛ばし、世界はルシファーによって救われたのだった。

コンスタンティンのもとに戻り、「お前を連れて行く番だ」と継げるルシファー。手を掴み、床を引きずるが、何かの力が邪魔をして動かない。訝るルシファーの目の前で、天上から光が差し、コンスタンティンの体を浮き上がらせた。天国がコンスタンティンに手を差し出したのだった。「自己犠牲か!」はき捨てるようにルシファー。突然コンスタンティンの羽交い絞めにし、肺に手を突っ込んで喫煙でたまったタールを両手に滴るほど取り出してみせる。「死なせない、お前が地獄行きになるまで、もっと生きてみろ」と。はからずも生き返った&肺がん完治のコンスタンティン。

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アンジェラを助け起こすコンスタンティン。疲れ果てた2人の背後、プールからガブリエルが顔を出す。「残念だったなガブリエル」。不敵に笑うガブリエルだったが、突然の激しい光に翼を焼き払われる。「見捨てられたようだな」とコンスタンティン。神から翼を奪われ、ハーフブリードではなく人間となったガブリエル。コンスタンティンに殴り飛ばされ、初めて痛みを知る。「早く慣れることだな。」痛みに顔をゆがめながらも笑いを止めないガブリエルを置いて2人は立ち去る。

ビルの屋上、アンジェラとコンスタンティン。「渡したいものがある」というコンスタンティンにちょっと期待するアンジェラ。危機をともに乗り越えた2人には愛が芽生えつつあるが、コンスタンティンはあくまでクール。「ロンギヌスの槍をどこかへ隠してほしい」という願いにアンジェラは唇を噛む。それでも槍を受け取り、立ち去る。アンジェラの去った屋上。いつもだったら愛用のジッポで煙草ななずなコンスタンティンが取り出したのは禁煙ガム。残りの人生、大事に生きようと決意したようだ。アンジェラのためにも?

エンドロールの後。

チャドの墓。礼とともに、ジッポを墓碑に置いて立ち去るコンスタンティン。背後に聞こえた羽音に驚き振り返ると、背中に大きな翼を持ったチャドの姿。呆然と見詰めるコンスタンティンを尻目に猛スピードで空へ消えた。

続編ありってことらしい(笑)。

END。


レビューを書いてて、この映画、あんまりテーマとかないかも、って思いました(笑)!強いて言えば、キリスト教の教義のいくつか。「自殺したら地獄行き(だからしちゃいけない)」「自己犠牲の精神(がないと天国にはいけない)」とか。天使と悪魔が人間を挟んで勢力争いしている構図はありふれてるものだと思うので、見所はビジュアルかも?キアヌ演じたコンスタンティンは普通の人間には持ち得ない能力を持った苦しみがかわいそうだけれど、自己中心的でチェインスモーカーで、女に甘くないハードボイルドなヒーロー、てのが新しいのかな。悪魔が悪そうなのはあたりまえとしても、天使もなんだか腹黒そうてのも新しいのかな。悪魔はなんとなくイタリアンマフィア風で、天使がはすっぱで、ファッションはパンク系なのも新しいのかな。ティルダ・スウィントンのガブリエルは胸もなくって中世的で素敵。ルシファーは白スーツに足元泥だらけで裸足、アルコールに溺れたみたいな顔色したおっさんでしたがちょっと素敵(笑)。アンジェラとイザベラが双子なところがあんまり生かされてなかったような気もします。エンドロールの最後、天使のハーフブリードとしてよみがえったチャドですが、私はきっとイザベラがなるのかと思いました。次回はチャドがコンスタンティンの助手となるのか、敵となるのか。きっと続編出たら見に行ってしまうだろうけれど、DVDは買わないな、と思ったのでした~。ごめんなちゃい!

余談ですが、ガブリエル役のティルダ・スウィントンはあのデレク・ジャーマン監督の「カラヴァッジオ」でショーンと共演しています。どちらもすごくキレイですので、ぜひ一度見てください。

2005 アメリカ
監督:フランシス・ローレンス
原作:ジェイミー・デラノ 、ガース・エニス
脚本:ケヴィン・ブロドビン 、フランク・カペロ
音楽:ブライアン・タイラー 、クラウス・バデルト
キャスト:キアヌ・リーヴス 、レイチェル・ワイズ 、シア・ラブーフ 、ジャイモン・フンスー 、マックス・ベイカー
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昨日のブログに書いた「大天使ガブリエル」よりヒントを得て、今日は「コンスタンティン」について。 コンスタンティン 特別版 (初回限定版) 悪魔を見分ける特殊能力を持つジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーヴス)。彼は人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返す仕
2006/02/14(火) 17:26:04 | みるよむ・・・ミセスのおしゃべりAtoZ
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