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ヴィレッジ
じゃんけんで負けてしまい、苦手なジャンル・ホラーな『ヴィレッジ』を見ることに・・・(泣)。『シックスセンス』のM・ナイト・シャラマン監督です。

*ネタバレですので、未見の方は絶対に読まないでください。ジャンルがジャンルだし・・・。


1897年。風の強い晴れた丘の上。7歳にして死んだ息子・ダニエルの小さな棺おけにすがりついて泣く父親・ニコルソン。見守る村人たち。静かな葬式の後、屋外に並べられた長いテーブルに着き、皆一緒に食事をとるその席で、1人の男が少年の死を悼み「本当にここに来てよかったのか・・・」意味はわからないが、ニコルソンは彼の手を握る励ます。食事が始まると直前の森から奇妙な泣き声が響きだし、村人は恐ろしげに食事の手を止める。その中でひとりだけ、嬉しそうに手を叩くノア(エイドリアン・ブロンディ)。

村人は開拓時代のようなドレスを着、井戸水で食器を洗い、箒で掃除、電気もガスもなく蝋燭と薪、文明から切り離された生活をしている。そして不吉な色として赤を恐れ、花は手折られて土に埋められていた。そんなある日、子供たちが毛をむしられ皮を剥がれた動物の死骸を見つける。学校で教師ウォーカー(ウィリアム・ハート)はその死骸について、森の獣の仕業だと怯える子供たちに、しかし彼らと我々の間には不可侵の協定があり、我々が侵さない限り彼らの仕業ではない、と話す。「言葉にしてはならないもの」彼ら、とは?

「年長者」と呼ばれる大人たちが集まって、村の方針を決める会議の席、1人の若者が発言を求めて訪れる。年長者の1人ハント(シガニー・ウィーバー)の息子ルシアス(ホアキン・フェニックス)だった。彼は幼いダニエルの死をきっかけに、薬を求めて町に行きたいと訴える。許可は得られず、再び丸剥けの家畜の死骸が発見される。村と森の境の警戒を強化が決定する。

ウォーカーの長女キティはルシアスに恋していた。朗らかでまっすぐなキティはルシアスに情熱的な告白をする「太陽と月より愛している」。しかしルシアスはキティの愛情には応えなかった。泣きじゃくるキティを妹のアイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード)が優しく歌って慰める。

村の男子の間では、夜森に背を向け切り株に立ち、どれだけの時間耐えられるかを競う勇気試しが慣例になっていた。森からの奇妙な唸り声と気配、年長者の家にある謎の施錠された箱。村には謎が満ちていた。

精神が未発達で子供のように無邪気で残酷なノア。盲目のアイヴィーとノアは心を許した仲のよい友達だった。ノアをコントロールできるのはアイヴィーだけ。駆け比べの2人は森の境の腰掛岩でルシアスと出会う。アイヴィーは盲目ながらも独特の色を感じることによって人を判別することができた。キティの求愛を拒んだルシアスはその妹アイヴィーを幼い頃から思っていたのだった。お互いを想い合っているのに、言葉にできない二人。沈黙を破りノアが赤い実をアイヴィーに手渡す。不吉な赤は、「言葉にしてはならないもの」を呼ぶ色。どこからもってきたのかを問うルシアスにノアは彼を森へと案内する。警告の印のある岩を越え、ノアは森を行き来していた。ノアの無邪気さゆえに森の獣は彼を見逃したと信じるルシアスは、年長者に再度町行きを願う。純粋な心で森を通るのならば、彼らは見逃してくれるはずだ、と。反対する母親。村の謎の苛立つルシアス。

そしてルシアスはとうとう森へ入り、不吉な赤い花を手折って村に持ち帰る。その夜、森の見張り台の番人は不思議な気配とともに赤いマントを纏った「言葉にしてはならない」者の姿を目撃する。震えながらも警告の鐘を鳴らし、それを聞いた村人たちは一斉に家に入り、地下室へと隠れた。赤いマント鋭く大きな白い爪背中には小ぶりな羽。森の獣は暗闇を徘徊する。無邪気に喜ぶノア。ルシアスが自分を守りに来てくれると信じて戸口に立つアイヴィー。近づく獣の気配と間一髪でルシアスがやってきてアイヴィーを地下室に連れ込む。手を繋ぎあう2人。言葉にできなかった想いが通じ合う2人。

翌朝家々の戸には警告の赤い印がつけられていた。緊急会議が開かれた席、ルシアスは森に入ったことを告白する。自分を責め後悔の涙を流すルシアスに、ウォーカーは「勇気がある男だ」となぐさめる。

キティとクリスの結婚の宴。キティはルシアスに振られたあと、クリスを好きになっていた。祝いに寛ぐ人々。村の外れ、ガラス張りの温室で華やかな晩餐。ダンスに興じる村人の耳に、やがて子供たちの悲鳴が聞こえる。子供たちは森の獣の姿を見た、といい怯える。家に戻った人々が目にしたのは皮を剥がれた家畜の死体の数々と警告の戸口のマーク。年長者たちも不吉な出来事に戸惑う。眠れない夜を過ごす村人たち。アイヴィーも寝付けない明け方、ポーチにルシアスの気配を感じて表に出た。ルシアスへの想いを口にするアイヴィー。アイヴィーを大切に思うルシアスの気持ちがようやく言葉にされ、2人は愛を誓う。

翌朝、アイヴィーはキティに許し得て、2人は結婚は年長者の許可を得るまでになる。そんなとき、ルシアスのもとをノアが訪れる。アイヴィーと仲の良かったノア。ノアは言葉にならず泣きながらルシアスをナイフで刺す。両手を不吉な赤に染めてポーチに座る息子ノアを見つけたパーシー夫妻はあわてて年長者にけが人がいるはずなことを報告する。ノアは手の血を指差し、涙を流す。怪我人が誰かを探す人々。ノアが誰かを刺したと聞いたアイヴィーはルシアスのもとへと走る。はたしてルシアスは床に倒れ、意識はなかった。「ルシアスの色が見えない」と泣きじゃくるアイヴィー。

ルシアスの傷は深く、さらには感染症を引き起こし危篤となった。祈るだけしか手立てはない。監禁されたノアのもとを訪れたアイヴィーは手を差し伸べるノアに対して、無言で激しく殴打する。再び施錠されたドアを叩き、泣きながら咆哮するノア。命をかけて森を抜け、ルシアスのために薬をとりに町に行く、というアイヴィー。感染症を抑える薬があれば、助かるかもしれない、という医師の言葉に、ウォーカーは決断する。

アイヴィーを村はずれの納屋に連れて行き、隠された森の獣の装束を触れさせる。「言葉にしてはならないもの」は偽りの存在だった。すべては年長者の仕業だった。森の獣という恐怖を村人に植え付け、森を抜けて町に行くことを禁じるために。二度と町へはいかない、という年長者たちの誓いを守るため、ウォーカーは娘アイヴィーに希望を託す。アイヴィーに真実を話し、どうして父が、そして年長者が町を捨てたかを話す。アイヴィーは驚きに震えながらも、父を理解し森へ向かった。年長者たちにアイヴィーを町に行かせたことを報告するウォーカー。相談もなく決断したウォーカーを責める年長者。守ってきたこの村の暮らしは次の世代に継がれるべきであり、正しいことであるならばしないわけにはいかないのだと訴える。彼の言葉を聞き、かつて経験した悲劇を思い返し、村の存在意義が正しいかどうかは彼女の帰還にかかっている、と年長者は了解した。盲目ながら愛に命をかける彼女の力を信じて。

2人のつきそいとともに森に入ったアイヴィー。しかし恐怖のあまり2人は逃げ帰ってしまい、アイヴィーは1人町への道を探す。さ迷うアイヴィーは深い竪穴に足を滑らせるが、強靭な精神と力でもって這い上がる。どろだらけになり、さすがに挫けそうになって泣くアイヴィー。それでも進むアイヴィーの耳に、枝を折って何物かが近づく気配が聞こえた。逃げるアイヴィー。しかし、赤い花が咲き乱れる場所で、アイヴィーは赤いマントの森の獣の姿を認める。森の獣は年長者の偽りだったと聞いたはずなのに、混乱するアイヴィー。獣は佇み、また襲い、逃げるアイヴィーの後を追う。アイヴィーは恐怖に走りながらも、先に落ちかかった竪穴のふちにきたことを悟る。ふちに立ち、両手を広げ、獣が襲い掛かるのを待ち、その瞬間身を翻して獣は竪穴へ。穴の底、森の獣の衣装に身を包んで倒れるのはノアだった。自分に起こったことが信じられない、との表情と苦悶を浮かべて息絶えるノア。ノアは監禁されていた部屋の床下から獣の衣装を発見していたのだった。村人を恐怖させた皮を剥いだ動物の死体も彼の仕業だった。ノアとは知らず、獣から逃れたアイヴィーは森を進み、やがて町への道へとたどり着く。

「ウォーカー野生生物保護区」のパトロールカーがアイヴィーを見つける。森に住み、薬を手に入れに森からやってきた、というアイヴィーに驚く青年保護官ケヴィン。戸惑いながらも、嘘を言っているようには見えないアイヴィーの差し出す薬の名前を書いたメモを受け取る。必死のアイヴィーの涙に、ケヴィンは監視小屋においてある薬を上司に内緒で持ち出し、アイヴィーに渡す。代金がわりアイヴィーが差し出した金の時計を眺めてぼんやりするケヴィン・・・。

「ウォーカー野生生物保護区」はどうやら死んだウォーカーの兄によるもので、上空を飛行機が飛ぶことさえ禁じられているようだった。ウォーカーの父は裕福だったが、ビジネスパートナーに銃で頭を撃ちぬかれた。ハントの夫は市場への道で強盗に襲われ、死体は川で発見された。姉がレイプの末殺されたクラック夫人。兄を麻薬中毒者に殺されたオリヴァー。ペンシルベニア大学で教授をしていたウォーカーは、提案をする。町での悲しい経験から生きることの価値観を見つけなおすために、文明から隔絶された村を作るというウォーカーの提案に賛同したのが、この村の年長者たちだった。そしてその生活を守るため、偽りの獣の存在で、村人が町へと行くことを禁じて。

アイヴィーが戻り、ノアの死があきらかになった。彼の遺体を捜し、ふさわしい葬式をし、彼の死は森の獣のせいに。はからずもノアが作り話を本当にして、この村の生活を続けるチャンスをくれたのだ、と。年長者たちはひとり、またひとりとウォーカーに同意する。年長者たちが見守る中、アイヴィーはルシアスに再会した。

END。


どんでんがえし、っていうよりも、拍子抜けしちゃった(笑)。途中なにかが出そうで出ない!なさまざまなエピソードはすごくドキドキしたのですが、苦手なホラーを借りてきた!って私の緊張感はいったいどこへ?!私欲もなく、穏やかに暮らす人々の暮らしは魅力的でした。犯罪によって家族を奪われた悲しみから、新しい理想の生活を求めてヴィレッジをつくった年長者たちにとって、ノアがいくら責めきれない存在だとしても犯罪の発生は打撃だったと思います。その被害者となったルシアスを救う手段を見逃すことは、いくら町との行き来を禁じて守ってきた村の生活を危険にさらすとしても、自分たちが正しいと信じてきたこと、無垢に生きることを汚すことになるというウォーカーの言葉が彼らの葛藤を表していました。この生活共同体がどれほど長く保たれるのかは疑問でしたが、この生活を望むにいたった年長者たちの気持ちは少しわかるような気がします。便利で快楽に溢れた今の生活は、嘘と虚構にもまみれていますものね・・。生まれたときから汚い気持ちを知らずに生きていくことができたなら、一生憎しみや嫉妬や欲を知らずにいられたなら。それはもうすでに想像することも難しいですが、すばらしいものかもしれません。


役者さんとしてはアイヴィー役のブライス・ダラス・ハワードの虚ろだけど強い瞳が印象的でした。エイドリアン・ブロンディの罪深い無邪気っぷりもリアル。戦場のピアニストしか彼を知りませんでしたが、こっちのが好きかも(え?)。ホアキン・フェニックスは暗い演技が抜群でした。そしてびっくりシガニー・ウィーバーってエイリアンの人ですよね?!どっかで見た顔だなー・・・って思っていたらば。

力のないレビューですみません(笑)。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちわ、なをさん♪
この作品は劇場で観たんですけど、中盤で「からくり」が見えてしまって楽しめませんでした。「ああ、やっぱり」みたいな(苦笑)。「シックス・センス」は超えられないのでしょうか......。あの衝撃はすごかったんですけどねぇ......。

シガニー・ウィーバーは、そうです「エイリアン」の彼女です。個人的には「COPY CAT」っていう映画が好きです。ウィーバーがプロファイラーの役で出ています。ちょっと救いがないんですけれど、凶悪犯罪もの(「セブン」とか「ボーン・コレクター」とか)に興味がおありでしたら、是非どうぞ。
2005/04/25(月) 04:09:33 | URL | 「あ」嬢 #-[ 編集]
こんにちは!
「あ」嬢。さんは劇場でごらんになりましたか!それはきっとやりきれないお気持ちだったかとお察しいたします(笑)。私も「シックスセンス」は思いっきりひっくり返った人なのですが、この「ヴィレッジ」はちょっとがっくりきました・・。

「COPYCAT」もプロファイラーとは、シガニー・ウィーバーは強い女性が似合いそうですね。「セブン」「ボーン~」は怖いけれど、興味ありで見てみました。なのでぜひ探してみます。本当に「あ」嬢。さんはたくさんの映画をご存知ですね!これからもアドバイスをよろしくお願いします。
2005/04/25(月) 11:53:33 | URL | なを #41Me5.sg[ 編集]
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